中国破綻?「三峡ダムと豪雨」経済と株は危険か?
こんにちは。
皆さん、高橋ダンです。
※このブログ投稿では、ダンさんの意思でこの構成になっていると思うので結論を先出しにしたりせずに、そのまま原文のままお楽しみいただく構成になっています。
- はじめに
- 今日のテーマ
- ①中国の豪雨、洪水は何が起きているのか?海外のニュースを紹介する
- ②どのように中国の経済へ影響があるのかをデータを元に伝える
- ③中国、香港の株式市場への影響を説明する
- おわりに
はじめに
中国、今は豪雨、洪水などの災害がすごく多いです。
一体どうなっているの?海外ニュースは何を報道しているの?
歴史は何なの?実はこれ歴史もあるんです。
それと、これは中国経済にどう影響があるのか?
中国、香港の株式市場にどう影響があるのか?
これを全て、15分でみんなに説明したいと思います!
今日のテーマ
今日はテーマを3つに分けたいと思います。
①中国の豪雨、洪水は何が起きているのか?海外のニュースを紹介する
②どのように中国の経済へ影響があるのかをデータを元に伝える
③中国、香港の株式市場への影響を説明する
なんとか全部説明します。
Ready set to go!
①中国の豪雨、洪水は何が起きているのか?海外のニュースを紹介する
一体、これは何が起こっているのか!?
皆さんもたぶんニュースを見ていると思います。
今、中国は6月の初めから豪雨が始まっています。
それが、洪水や災害をもたらしており、かなりの大きな事件だと思います。世界的なニュースになっています。
何が起こっているのかと言うと、たぶん皆さんご存知だと思いますが、簡潔にお伝えします。
6月4日くらいから始まりました。日本にも梅雨みたいなものがありますが、それよりずっと雨が中国では普段から降るんです。
今回、中国は1998年以来一番大きな豪雨が発生しました。そして、まだ続いています。
被害の地域は長江の沿いの地域になっています。(日本語版と英語版ではWikipediaの表記が異なっており、このような書き方にしています。元動画とは少し変えています。)
この図のSiChuAn(四川省)以東でWuHan(武漢省)以西は今回の洪水で大きな被害が出ている箇所です。
そして、長江の真ん中辺りに矢印マークが付いている部分が今回大きな話題になっている三峡ダムです。
今回中国のニュースなどで恐れられているのは、1998年に起こったことと同じようなことが起きてしまうのではないかということです。
1998年の時には、4100人以上が死亡し、2.4兆円程の大きな経済損失がありました。
中国の豪雨は歴史的に見ると、一番強いのは7月の終わりから8月の初めにかけてです。
今はまだ7月の中旬です。それなのに、141人の死者もしくは行方不明者が出ており、また1.2兆円程度の経済損失が出ています。
なので、すごく大きな話題になっています。その中でも三峡ダムが決壊するかどうかがすごく注目されています。
ただ、今のところは三峡ダムは決壊しないと言われています。これに関しては、まだ誰もわからないという状況です。
これはとにかく、中国に対してのすごく大きなニュースになります。
OK! これから、2番目にいきたいです。
②どのように中国の経済へ影響があるのかをデータを元に伝える
具体的に、数字で。皆さんもう知っていると思いますが、僕は数字が大好きです。
数字を見て、分析する。数字を見ると、中国の経済にどのような影響があるのか、見てみましょう!
データを分析すると、一番影響があるのは長江周辺でした。
そこを中国のGDPを元に地域別に見てみると、どこが一番GDPが大きいかと言うと。(こちらは、日本語があまりにもイケていないので英語版を見るのがおすすめです)
北京があるところとかは大きいです。
だいたい、東海岸が一番大きいです。
そして、洪水の影響のあるところをよく見てみましょう。すると、この長江周辺エリアではそれほどGDPが大きなところはないんです。だいたい6位から22位くらい。30の中ではそれくらい。(日本で言うと、千葉県から岐阜県くらい)
なので、トップ5には入っていない。
先程見た経済損失は、額でいうとすごく大きいですが、実際の中国のGDPから考えるとそれほど大きくない。一番の経済の中心地には近くないので、今の所経済的に見ると、それほどインパクトがないと僕は認識します。
③中国、香港の株式市場への影響を説明する
最後に、株式市場。
経済はあるかないか、まだわからない。そこで株式市場。
その株式市場を見る前にもう1つ皆さんに見せたいです。
経済的なインパクトでもう1つだけ考える必要があることがあります。
一応、今の所6月に発表されたデータを見ることができます。中国は今週色々なデータが発表されます。
色々発表されるんですけど、そのほとんどは過去のデータなんです。
だから、PMIが重要なんです。僕はみんなにPMI,PMI,PMI,PMI!!って言っています。
中国のPMIは4つあります。だいたいの国は2つです。製造PMIと非製造PMIです。
中国は特別なんです。政府の指数を疑っているので、わざわざ民間部門でも発表しているんです。だから、政府が発表するものと合わせて4つ毎月発表しています。すごいですよ。僕が知っている限り、先進国では中国だけです。
で、ここの6月のデータを見てみましょう。まずは、製造PMI。
発表されたのが1週間くらい前です。豪雨が始まったのが6月4日なのでデータには入っています。
ちなみに、僕が見ているのは民間のPMIです。その方が少し信用がある。
今の所見てみると、完璧、回復しています。国全体で見ると、ほとんど洪水の影響はないです。
これは、製造です。製造というと物流の動きとかそういう洪水に対してすごくインパクトがあるはずなのに、インパクトがない。
そして、また中国の非製造部門のPMI。
こちらをみると、すごいです。
回復以上です。コロナウイルス前の状況まで戻っています。
そこから、非製造部門のPMIでは経済的なインパクトはあまりないと言っています。
なので、このような情報をまとめると、経済的なインパクトはあまりないと言えます。
だから、株式市場へもあまり影響がないと言えるかもしれません。
けど、やっぱり最後はちゃんと見ないといけないのは、チャートです。
僕が7月2日か3日に皆さんにおすすめしました。
そこから随分でかいジャンプをしてます。これは、香港のETF。そのビデオはぜひ見てください。
これは、中国の株、香港の株でもないです。ADRなんです。
そこはちゃんと誤解しないでください。中国の株を買っているわけではないです。随分と中国とのつながりは遠いです。
前に僕が半分売りなさいとおすすめしたのは、少し前の44.55ドル辺りですね。それはなぜかというと、ボリンジャーバンドから突破したから。
そして、もう半分はまだ売る理由はないです。僕は魔法で全てがわかるわけではありませんけど、今の所僕が見ているのはすごく短期で利益を確定できたので、半分売って、もう半分は待ってみる。でも、皆さん、これは自己責任です。
これは、ただの僕の分析です。マーケットがどうなるかは誰もわからない。
でも、なんで僕が全部売らないかというと、僕が見ているのは香港の株式指数。
このチャートを見てみると、これはすごく良いチャートです。
MACDも上がっていて、Stock Cashesも上がっていて、しかも上がり方がとても好きです。
レンジを突破して、抵抗レベルが少し合ったのを突破して、しかも中国の国家安全法が確定して爆発的に上がったんです。
悪いニュースが出て、株価が上がるのは買いのチャンスです。
そして、香港の方だけではなく中国の方も見てみると。
これも、爆発的に上がっています。FXIにはこっちの方がインパクトがあります。
そして、日本の人はこの一気に上がったのは中国の政府が買ったからだと言うかもしれません。
しかし、Maybe, I don't know.だけど、関係ないと思います。
そもそも、政府1つがこのめちゃめちゃでかい指数、さらに香港全体の指数を動かすなんてありえないと思う。
とてもむずかしいです。アメリカのFRBでもできません。こんなスピードで。
まあ、すごい発表をしたらできるかも。でも、僕が見た限りそんなすごい発表なんてできません。また、僕が見たニュースは逆です。中国の中央銀行は金融緩和しないんです。
だから、政府も買っているかもしれませんが投資家が買っていると思います。政府だけが動かすなんていう甘い、浅い考えで誤解しないでください。
関係合っても政府1つで動かしているわけではないと思います。
上海とか香港のチャートを10年以上見ていて思うのは、この上がりが2,3日だけだったらわからないけども、上がって1週間くらいしているとちゃんとした投資家が入っていると認識しています。
OK!
ちょっと、今日は長くなりましたけどこれが今回の分析です。
そして、僕はTwitterとかでもチャートの分析を色々発信しているのでそこの投稿もぜひFollowもしてください。そして、応援ありがとうございます。
Have a great day!