【投資家向けニュース】07/18 ジョン・ルイスが亡くなる、裁定取引による面白い影響とは?
こんにちは。
皆さん、高橋ダンです。
※このブログ投稿では、ダンさんの意思でこの構成になっていると思うので結論を先出しにしたりせずに、そのまま原文のままお楽しみいただく構成になっています。
はじめに
今日は、7月18日。日本時間の14時15分です。
今日もいつもの通り、世界のニュース、国際ニュース。
特に日本であまり報道されていないニュースを皆さんにお伝えしていきたいと思います!
毎日僕は世界のニュースを7~10くらい見ていて、その中から説明しようと思います。
今日もいつもの通り、それぞれのニュースは株式市場に影響があるので、株式市場を分析してから次のトピックに進みたいと思います。そして最後に僕の意見を述べ、皆さんの質問に答え、そしてもちろんぜひ英語のニュースも見てください。
株式市場
早速、始めましょう。今日の株式市場は何が起こっていたのか。
アメリカマーケット
アメリカ株式市場が開いていた時間は7月17日。18日ではなくて。
DOW JONESは0.23%下がりました。それ以外は、S&P500は0.28%、NASDAQは0.28%、S&P/TSX(カナダ)は0.62%、それぞれ上がりました。
同じ時間のところだとブラジルも2%くらい上がって、強いパフォーマンスでした。
ヨーロッパマーケット
ヨーロッパの方を見てみると、これも17日ですね。
Euro Stoxx 50はほとんど動いていません。FTSE(イギリス)は0.63%上がり、DAX(ドイツ)は0.35%上がりました。CAC(フランス)は0.31%下がり、IBEX(スペイン)も0.46%下がりました。
アジアマーケット
アジアを見てみると、今日はこれも17日です。
NIKKEIは0.32%下がり、TOPIXは0.33%下がりました。それ以外は、HANG SENG(香港)は0.47%、CSI(中国)は0.63%、ASX(オーストラリア)は0.38%、MSCI(途上国)は0.43%それぞれ上がっています。
まとめ
今日、ほとんどの株式市場はあまり大きな変動はないのでニュースなどの影響はあまりないと認識して良いと思います。
経済ニュース
次に、経済ニュースを紹介しようと思います。
今日は、経済ニュースはあまりありませんでした。
アメリカの消費信用指数が発表されて、少しマーケットはがっかり
一番大きなニュースは、アメリカの消費信用指数というのが発表されたニュースです。
この指数の7月の結果は、73.2でした。なので、本当に最近のデータです。
経済ニュースを見る時は、最近のデータを見ることが良いと思います。特にコロナの時は、世論調査で信用指数とかこういう指数も重要だと思います。
73.2に下がってしまい、マーケットの予測もどれだけ合っているかはわかりませんが、マーケットの予測の79を下回りました。が、それ以下なので、絶望した、悪い数字だと認識しています。
FRBの政策を非営利団体にも広げる
それ以外のニュースはあまりありませんでした。
FRBが今維持している政策の中身でも、対応する範囲を少し広げて、Non-Profit(非営利団体)にも資金繰りを広げるというニュースです。これは、それほど新しい大きいニュースではないです。Non-Profit、教育系、病院系、ソーシャルサービスに対しての組織たちもお金をもう少し借りやすくなるようにしました。
アメリカの新規住宅建設指数が発表されて、予想以上だった
それ以外は、アメリカでの新規建設住宅の数字が発表されたというニュースです。
これは、6月の発表。17.3%という年率の換算数字が発表されました。これは、マーケットの予測より少し上だったので、良いニュースと認識しています。
これが、今日の経済ニュースだったので、次は社会ニュースを報告したいと思います。
社会ニュース
今日の社会ニュース。また、最初はコロナです。
世界のコロナ状況
コロナの新規感染者数を確認してみると、24万人をまた超えてしまいました。
そして、視聴者の誰かがとてもおもしろい質問をしたのですが、前回の第一波の時は世界の新規感染人数と新規死者人数のラグを見てみると、1週間から
2週間程度。
そして、今回はもっとラグが長いようですね。
まだ、新規死者数の方が上がっていない。
僕もとても興味深く。僕も理由がわかりません。もし誰か知っていたら教えて下さい。
そして、国別新規死者数を見てみると、
上位の方はほとんど変わっていませんが、南アフリカの方が少し上がってきました。インドの方も毎日少しずつ上がっていて、ブラジルも同じような数字が挙がっています。そして、アメリカはがっかりです。
人権問題で有名なジョン・ルイスさんが亡くなった
他の社会ニュースも紹介しようと思います。
下院で17期もメンバーだった、ジョン・ルイスさんというとっても有名な人権フリーダムファイターの議員が亡くなったというニュースです。これは、とっても大きなニュースです。
彼は、政治的にも社会的にも影響力がありました。
スウェーデンの自粛制度に関する考察
それ以外のニュースだと、スウェーデンはコロナに対しての自粛制度があまり厳しくなかったので、そのせいで高齢者の死者率が他の先進国と比べて少し高かったというニュースがありました。
アメリカの雇用回復が思ったより遅れている
その他には、アメリカの雇用回復が思ったより長引いているというニュースがありました。これは、当たり前のことだと思います。今、Google検索では"file for unemployment"(どうやって、失業の申請をするか)という検索ワードが広がっているということが書かれています。
大手ETFブラックロックの決算が発表され、利益が21%上がる
ブラックロックという一番大きなETFの会社の決算も発表されたというニュースです。一応、銀行も発表しました。今週はアメリカの第二四半期の決算が発表される一番最初の段階ですね。だいたい、金融機関が最初に発表するんです。
ブラックロックが発表して、21%上がりました。そして、この理由としては債券ファンドを買った人が多いということです。
EUの支出分配の話について
それ以外の話だと、EUはいつもそうですが、control spending、どうやって支出をコントロールするか、これから支出の分配をするかというニュースです。
EUというのは国が集まりすぎて、意見が多すぎて時間がかかるということです。EU Leaders Summitは長引く気がします。
ニューヨークでは暴力事件が増えている
それ以外では、ニューヨークでは暴力の事件などが多くなっています。
トランプはマスクを付ける司令を出していない
それ以外では、トランプさんはまだマスクを付けるように司令を出していないということを取り上げています。これは、とても変だと思います。日本は慣れていますが、アメリカとかは慣れていないのですが、さすがに言ったほうが良いと思います。
アメリカの病床数が足りなくなってきている
それ以外だと、アメリカの病院の病床数が足りなくなってきているというニュースです。
その他、多く取り上げられていること
他のニュースを見てみると、ジョン・ルイスさんが亡くなったこととかが挙げられています。
まとめ
僕の今日のニュースを見ての一番大事だと思ったことは。たぶん、だれも気づいていないような細かいところです。
もちろん、最初はジョン・ルイスがなくなったことはすごく大きなニュースです。彼がどれだけ重要かは日本の皆さんはわからないと思いますが、彼は人権問題ですごく重要。オバマさんのメンターにもなったことがある人です。
彼が亡くなったことは、世界的なニュースになると思います。
たぶん、これは、バイデンさんにとって良いニュースだと思います。
それ以外のニュースはコロナの感染者数が上がったこと。でも、これは毎日上がっている。
そして、僕が面白いと思ったことは、今日はアメリカマーケットでS&P500とNASDAQが同じ比率で上がりましたね。
これは、あまりないんです。パターンを読むのが好きな僕だと、NIKKEIとTOPIXもだいたい同じ下がりでした。
これ、偶然だと思いますか?たぶん、偶然ではないです。
マクロファンドは強いです。マクロファンドとは、先物とかでよくやり取りしてるんです。僕もマクロファンドの戦略をしていたので、ここを見るとだいたいわかります。
ここは、S&P500とNASDAQの裁定取引、NIKKEIとTOPIXの裁定取引、たぶんマクロファンドの取引はNIKKEIを売って、TOPIXを買っている。
なぜかというと、まだ大きな差があるんです。この何ヶ月かでは、NIKKEIの方がパフォーマンスが良いから。
そして、アメリカの方では、NASDAQを空売りしてS&P500を買っています。裁定取引の戦略として。
ここから、この差はだんだん少なくなると思う。
だから、ここは注目してください。NASDAQ vs S&P500、NIKKEI vs TOPIXのパフォーマンスはこれから少し変わるような気が直感的におもいます。
質問について
XLFについて
XLFについての質問がちょこちょこ出てきています。僕は、質問が10以上になったらビデオにします。
なので、今日はたぶんXLFのビデオを作ろうと思います。チャートはとてもビューティフルでしたね。数日前は。これのアップデートをしようと思います。
死者数と新規感染者数のタイムラグについて
それ以外の質問は、死者率と新規感染者数のタイムラグがなぜあるのかは僕も見ています。
株式市場は1株だけでも始めることができる?
株式市場は1株でも始めることができるのか。これは、答えたい質問です。もちろん答えはYes!です。
Of Course, Yes!です。1株の株を毎月買うだけでも可能だと思います。
これをできるだけ早く始めれば複利が出始めて小さなところから大きくすることは可能だと思います。
英語版もぜひ見てください。
今日も見てくれてありがとうございます。
Have a Great Day!