高橋ダンの影武者ブログ

高橋ダンさんのYoutubeの内容を文字で確認をしたいと思い、書いてみました。

次の金融危機はもう始まった?MMTと債務再編を解説

こんにちは。
皆さん、高橋ダンです!

 

 

はじめに

次の金融危機。これって色々な雑誌とかで見たことある。
どういう意味なの?本気?
僕の意見では、日本はここ20年くらい金融危機。しかも最もひどい金融危機だと思う。僕が日本に来た理由はこれがとても大きいです。
この意味を解説したいと思います。

 

今日のテーマ

金融危機とはどういう意味なのか?
②日本はなぜ金融危機にあると思うのか?
③解決方法の提案

金融危機とはどういう意味なのか?

まず金融危機の定義はどういうものなのか。
金融危機は色々な種類があります。通貨危機、コロナのような物流危機等。
短期的にもあるし、長期的にもあります。
今日話したいのは、長期的な国際債務危機についてです。これは、長い期間で起こるものでもっと危険なものです。短期間で景気後退になる危機と違い、長くかかって爆発すること。
具体的にはどういうものになるのか。英語では、sorvereign dept crisesという言葉になります。日本語では国際債務危機です。
ある政府が借金を返さない、できない時にデフォルトになる。それが起こる時に国際債務危機と言われます。
この500年間を見ると、100回以上色々な国で起こっています。これからも何回も起こっていることです。
日本も第二次世界大戦の後にデフォルトをしました。なぜかというと、戦争中はすごく借金を溜めていました。負けた後、戦争保証特別税金というのを取りました。それとともに新しい通貨を与えたんです。これをすると、古い円の価値が無くなりました。

②日本はなぜ金融危機にあると思うのか?

金融危機には色々なタイプがあります。僕の意見では長期的な危機もあります。

日本のGDP

日本は長期的に見るとGDPはほとんど変わっていません。そして、賃金も見てみると。

日本の平均賃金

これもほとんど変わっていません。こんなの見たことないです。先進国ではこんな例ないです。日本だけです。
これは、おかしいです。日本の国民がなぜ抗議していないのかわからない。
しかも、この中でGDPも賃金も上がっていないのに上がっているものがあります。

消費税

どんどん消費税は上がっています。

日本のGDPの内訳

日本のGDPの内訳で一番大きいのは個人支出なんです。なので、消費税は一番個人支出に影響を与えてしまう。
これだからこそ、日本は20年以上すごく大きな金融危機にもうなっています。
次の金融危機は僕の意見ではもう起こっています。ただ、みんな慣れてしまった。
すごく僕は悲しいと思いますし、どうしようもないと思う。
これで僕のアイディアとしてこれを脱出する方法を説明します。

③解決方法の提案

なぜこの消費税が上がっているのか。もちろん、政府も消費税を上げるとGDPに悪い影響を与えると知っている。
なんでやってるの?
これは、政府の借金。

政府の借金

これは、2012年ですが今もそんなに変わりません。政府の借金が国のGDPの比率として230%くらい。これは世界で1番なんです。
なので、たしかにMMT理論がうまくいくかも知れない。
事実は消費税は上がっている。消費税が上がっている理由は国の借金が多いから。
国の借金がこんなに多くなっているのに何も起こっていないのかは、MMTが合っているかもしれないし、日銀がずっと買い続けているからかもしれない。

日本国債の日銀の保有

このペースでいけば10年以内には100%近くにいく。これをずっとやっている。これをずっとやっているから日本政府はこれだけ借金しても大丈夫。
だけど、これで一番損をするのは、国民。なぜかというと、借金を返すためには税収が必要だから。
税収が上がるとGDPは上がりにくい。だから、このパターンがずっと続く。これを脱出しないといけない。
この状況を打破するためにはまず、借金の増加を止めないといけないと思う。
このままでいくと、消費税は上がるだけ。消費税は上がるとGDPは上がらないと思う。
僕の提案は、Dept restructuringです。過去の借金の契約を変えるだけです。
色々なやり方がありますが、延期をするというのが最初のステップだと思います。
ほとんどの日本の政府の借金は5年~10年が多いですね。そこのほとんどを延期する。2倍、3倍、4倍に。それはできる。なぜかというと、日本の国債保有しているのはほとんど日銀、そして日本年金ファンド。
でも、それをする前に日銀と日本年金ファンド以外に持っているのは外国の投資機関です。
もし、日本国債がまずくなった時に売るのは日銀でも年金ファンドでもなく外国の投資家だと思います。僕だったら、その人達と話に行きます。
話を聞いてみて、交渉ではなく、空気を読んで見る。そこでだいたい色々なやり方が分かると思います。
ただ、今のまま失敗が怖いからこれを続けるというのはダメです。
日本の未来にとってとっても悪いと思います。
まだ時間があると思います。5年とか10年くらいはあると思います。こういう時にDept Restructuringをやり始める。特に、延期はとてもやりやすい。そして、一番やりにくいことを最後にやる。新しい通貨を作るとか。でも、過去にやったことを今やったらとんでもないことになります。今そんなことをしたら日経平均は90%下落とかそんなとんでもないことになります。
そういうデカイ爆発になる前に予防策を取る。今、積極的に専門家と話、海外の投資家と話、オプションを整理するんです。
マーケットはびっくりが嫌いなんです。ちょっとずつ進めれば25年間の金融危機から脱出することはできると思います。
今から10年間あれば巻き戻しすることはできると思います。

皆さん、今日も見てくれてありがとうございます。
そして是非皆さん英語動画も見て下さい。

おわりに

過去記事一覧

 

dantakahashifollow.hatenablog.jp

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