高橋ダンの影武者ブログ

高橋ダンさんのYoutubeの内容を文字で確認をしたいと思い、書いてみました。

FXドル円、やっとチャンスがきたかも

こんにちは!

皆さん、高橋ダンです。

 

※このブログ投稿では、ダンさんの意思でこの構成になっていると思うので結論を先出しにしたりせずに、そのまま原文のままお楽しみいただく構成になっています。

 

 

はじめに 

ドル円。この数カ月間で初めてやっと面白く見えてきた。やっと方向が見えてきた感じがする。だから、ドル円を解説したいと思います。

 

今日のトピック

ドル円のレビュー、これまでにどうなっていたか

ドル円の分析

③おすすめ

 

ドル円のレビュー、これまでにどうなっていたか

まずはチャートを見てみましょう。

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ドル円 - Chart

ドル円とは歴史的に株式市場と相関率が高いんです。例えば、コロナショックの最初の頃に下がっている。なぜかというと、円は安全通貨として認識されているから。日本は歴史的に経常収支が黒字なんです。

だから、マーケットが下がる時にドル円も一緒に下がるんです。

でも、3月の中旬に変なことが起きた。急にすごくドル円が上がって円安になりました。まだ日経は下がっていた。DOW JONESも下がっていた。株式市場がまだ下がっている時に円安になりました。

これは、ウォール街に入って以来見たことがありませんでした。とても異例な出来事です。

これはなぜかというと。コロナショックの時に現金不足の世界になったからです。株式市場が暴落している時に現金不足になりました。特に、海外の投資機関が現金不足になりました。海外の投資機関だけでなく、世界の準備通貨はドルです。

DXYという、ドルのバスケットを示した指数を見ると。

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DXY - Chart

ドルは2月の10日くらいからすごく上昇しました。これの影響でドル円も上昇したと考えられます。とても変な出来事です。

そこからまた下がって、狭い範囲の中で動いていました。僕はフラッグパターンという青い線を2つ引きました。

上の線は3つの頂点をつなげて、下の線は2つの点をつなげました。そして、今は短期的に狭い範囲の中を動いているという認識をしていました。

OK!これが今までのレビューです。

 

ドル円の分析

これから分析をしていきましょう。チャートだけでなく、もう少し深くポジションを見てみましょう。

ドル円をまず見てみると。

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もし、フラッグパターンが合っているとすると。(パターンは必ずしも合っているとは限りません、これはアートなので。)

もし合っている場合だと、上の方の線の方が強いですね。下は2つしか点がないですし。サポートラインでも抵抗ラインでもつなげる線が長いほど、点の数が多いほど強いんです。

そして、今の106円。

106円というのは5月7日のサポートレベルをテストしている。

そして、MACDを見てみると。(もし皆さんMACDの使い方がわからなかったら、MACDの使い方のビデオを見て下さい。)

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ドル円 - Chart(MACD)

傾向としては、わかりにくいけど一応下がっている傾向。
でも、上のチャートの最後の日のロウソク足は非常に大きな下がりキャンドルです。これは認識しておいた方が良いです。

0.7%しか金曜日は動いていないんです。ただ、動きの仕方が重要です。ずっと動いていないのに急に下がったというのは何かプレッシャーポイントがあったということです。ここは面白いかも知れないです。何かトレンドが変わったかも。

もっと見てみると、僕がドル円でよく使う分析の仕方は一目均衡表(一目)。

一目をよく使う理由は、ヘッジファンドの世界でよく使っている。そして、アルゴリズムも使っているからです。よく使われているテクニカル分析は見た方が良いんです。

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ドル円 - Chart(一目)

一番ベーシックな見方としては、一目では、色がついている部分(クラウド)があるんです。その上は上がる傾向で、その下は下がる傾向にあります。

そしてドル円は範囲の中にここ数ヶ月間いたのでほとんどクラウドの中にいたんです。

1回だけクラウドを抜けた部分があります。6月1日(上の青い線を突き抜けている部分)。でも、すぐに戻ってきたんです。

今週初めて1週間以上クラウドを抜けています。これは数ヶ月間で初めて。

それプラス、この下がり方は何かプレッシャーがある気がする。これは直感も入っています。

なので、これはちょっと下がる傾向が見えている気がします。

これ以外にも見るものがあります。

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CFTC JPY

ポジションを見ます。これは、CFTCで見ることができます。

これを見ると今のポジションはロングポジション。つまり円高に賭けている人が円安より多い。けど、歴史的にみると大した水準ではない。だから、ここを見て言えるのは円の影響力はとても低いと思います。

ドル円の影響力はまだドルの方が強いと思います。なので、ドルの方を見てみます。

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DXY - Chart

このチャートはとてもおもしろいです。3月6日のサポートレベルも突き抜けてしまった強い下げのチャートですね。

今は、ドル円のチャートを見ると下げの方が強い。CFTCのポジションを見ると円の影響力は低い。DXYを見るとサポートレベルを突き抜けてどこまでいくかわからない。

なので、この下がるトレンドは続くと思います。

一応最後に見たいのは、未来のカーブを予測があるんです。例えば8月だと8月先物価格というようなものがあるんです。

円でもForwardというのがあるんです。なので、Forwardは先物とほとんど同じだと認識して良いです。

Forward Rateを見てみると、今のRateとほとんど変わっていません。

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USD/JPY Forward Rates

なのでここを見てみると、標準偏差があまりない。大きな投資機関はあまり円に関心がないとここを見て確信しました。

ドルが下がっているので、ドル円もたぶんついていくと思います。

 

③おすすめ

OK! ここまで分析をしてきて、僕のおすすめは何か紹介します。

まず皆さん、投資は自己責任です。経験はたしかに持っているけど、間違っていることもたくさんあります。

そして、2つ目に言いたいのは投資は長期と短期を分けています。

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長期の中には7割から9割資産を入れて、経済が上がる時にプラスになる緑の部分、経済が下がる時に価値が上がる赤の部分、そしてコモディティの黄色の部分。

FXはここには入っていません。長期的というのは僕の中では老後資金とかお金が本当に必要な時に使うための資金だと思っています。

日本の年金は信用していない。年金ファンドは自分で作るべきだと思います。

ここではない、短期戦略で色々なことができる。

日本ではデイトレーディングというのは定義は決まっていません。短期と長期の2つでシンプルで良いんです。

長期は老後資金、短期は数日間から数カ月間のもの。デイトレも短期の中に入っています。

あなたがプロフェッショナルのデイトレになれとは言っていません。

長期積立をしている時は、コロナショックの時などはだいたい全部下がります。そういう時に短期戦略の方で波に乗るんです。過去の積立のビデオとか見て下さい。

今日話しているドル円は、少しだけレバレッジを賭けないで売ります。たぶん、105レベルまでいくと思います。これは短期的に入れて、トレンドを見てみる。トレンドが下がるかどうか。これが僕のアイディアです。

 

そして、英語動画も見て下さい。これは、あなたのためになります。

 

おわりに

過去記事一覧

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