アメリカのGDPがマイナス32.9%、これから経済はどうなる?
こんにちは!
皆さん、高橋ダンです。
※このブログ投稿では、ダンさんの意思でこの構成になっていると思うので結論を先出しにしたりせずに、そのまま原文のままお楽しみいただく構成になっています。
はじめに
経済、景気後退、Recession、こういう言葉がいっぱいニュースに出ています。なぜかというと、今週発表されたアメリカのGDPとヨーロッパのGDPによって定義的にアメリカとヨーロッパは景気後退に入りました。日本も香港も色々な国が定義上では入っています。
これからどうなるのか、これが何を表しているのか、皆さんに経済の分析を解説したいと思います。
今日のテーマ
①今週何が起こったのか
②具体的に世界の国はどうなっているのか
③これからどうなるのか
①今週何が起こったのか
今週はアメリカもヨーロッパもGDPを発表しました。そして、2四半期連続でGDPがマイナスだった。そうなると景気後退という言葉が使われるんです。
景気後退というのは、GDPという国の生産指数が2回連続マイナスになるというのが定義です。
この計算の仕方についてはほとんどが年率換算で前四半期比で計算しています。この計算の仕方によって結果は操ることができます。
たぶん、こうしている理由は僕の予測ではメディアだと思います。年率換算するともちろん数字は大きくなりやすいと思います。
②具体的に世界の国はどうなっているのか
まず皆さん、世界の国のGDPについてレビューします。アメリカが1番大きく、中国、日本、ドイツ、インド、イギリス、、、、と続いていきます。
インドもブラジルもこれから上がってくると思います。日本はどうなるかわかりません。
これらの国を見てみると。
アメリカは第2四半期に32.9%の減少でした。
これで2四半期連続でマイナスなので景気後退です。
ヨーロッパの方も12.1%の減少だったので景気後退です。
日本の方は第1四半期しか発表されていません。
しかし、おそらく第2四半期もマイナスになると思います。なので、3四半期連続でマイナスになると思います。
去年の第4四半期はほとんどの国がプラスだったのですが、日本はマイナスでした。これは、ほとんど消費税の影響でした。
中国の方では景気後退にはなりませんでした。
このデータは合っていると思う。なぜかというと、他の民間のデータと似ているからです。
イギリスの方も第2四半期はまだ発表されていません。
しかし、たぶんマイナスだと思います。
インドの方は、景気後退にはならないです。
第2四半期がマイナスになっても、中国と同じように景気後退という定義には当てはまらない。
しかし、インドは平均的にはこの10年間で5~8%で成長している。だから3%とかになると世界的な景気後退という定義には当てはまりませんが、随分減少しているということです。
これが、今起こっていることです。
このせいで今週はすごく色々なところで話題になっています。これは僕はずっとこれを言っていたんです。コロナの前からずっと。
日本の場合は消費税のせいでなりました。景気後退は大きなニュースになるよって言ってたけど、コロナが起こって世界中が景気後退になってしまいました。
③これからどうなるのか
PMIというものがあるんです。これは、いわゆるそれぞれの国が毎月発表するもの。GDPは毎四半期ですね。
アメリカの場合だと1000くらいの会社を見て、世論調査を取る。経営者がランダムに選ばれて、回答をする。そういうのを毎月している。
ほとんど日本人はこれがどれくらい重要かわかっていませんが、とても重要です。GDPより重要です。
そしてPMIは製造と非製造があります。これが毎月発表されている。
また、これは歴史的にはGDPとすごく相関率が高い。
日本だけでなく、欧州もアメリカも同じように相関率が高いです。
だから、PMIを見るとGDPがどうなるか予測できるんです。
例えばアメリカを見るとかなり回復しています。
ヨーロッパも回復しています。
中国もかなり回復しています。
イギリスも回復していて、日本の方を見てみると。
かなりではないけど、回復しています。インドの方もかなり回復しています。
今見ていたのは、製造と非製造をあわせたCompositeを見ています。
だから、僕が言いたいのは今かなりニュースが発表されていますね。これから経済が後退する、世界が終わるとか。
例えば、IMFがこれからGDPがかなり落ちるというようなニュースが出たりしています。ほとんど僕はたぶん間違っていると思う。この予測を出している理由はリーマンショックの時にかなり外していてまずかったので、今回は悪めに出しておいた方が良いというマーケティングの戦略だと思います。
だから、ほとんど間違っていると思います。合っているかもしれないけど。
事実としては、ほとんどのPMIは回復している。そしてPMIとGDPはかなり相関率が高い。だから、GDPも回復すると思う。
今年のGDPはトータルでは悪いかもしれないけど、世界が終わるような状況ではないです。なのでそこを皆さん誤解しないでください。
今日も見てくれてありがとうございます。英語動画も是非見てください!
おわりに
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